昨日は仕事行きたくない病を発症して、キャーキャー言ってましたが…
出勤すれば、道路はがらがら、会社はスキスキ。まだ休暇やら、台風で帰省先から帰ってない人やら、社内は人が少なかったです。
出勤した人も、皆ポーーとしていました。初日から、そう急ぎの仕事もありませんし。
(でも外資系の会社はそもそもお盆休暇というものがないのでとりあえず迎撃態勢を取っていた1日でした)
けっこうなことです。帰省でかえって疲れてしまった人もいるだろうし。身体を休めることが出来た人ばかりでも、なかろうと思います。特に既婚の女性は。
わたしもかつては、そうでした。
昔、帰省はほとんど車でした。
家族4人が新幹線を使うと、かなりな金額でしたから。しかもその先、特急に乗らなければなりません。
途中の食事は、高速のSAです。そういう時夫は、自分の一番食べたいもの、それの値段がどうあれ、注文するのです。
そうしておいて、夫は自分が注文したチャーシュー麺に、色々と文句をつけます。なんだこれは、チャーシューが薄い、麺も伸びている、まずい。
ちょっと考えてみれば、当たり前じゃないですか。
個人営業の店に、美味しいチャーシュー麺を食べに来たわけではありません。こんなところなら(失礼)、期待するほうがおかしいというものです。当時は、ネットの情報もありませんでした。せいぜい、「ご当地名物」くらいの宣伝情報でした。
わたしはいつもそう言ったのですが、夫の耳には入らなかったようです。そんな夫の行為が、子供の目にどう映るかと、わたしはいつも気にしていました。
子供には、食事に「まずい」という言葉を使わないよう、わたしは言っていました。
わたし自身が、あまり気に入らない言葉だからです。聞かされるほうも、あまりいい気分はしないと思います。そう思っても、声を張り上げて言うのは、目の前の人のことを思えば…という状況判断の問題です。
暑い暑い中、長時間かけて移動する帰省旅行。わたしにはやはり辛かったです。反面、子供たちは大喜びでしたから、そのためだけに頑張りました。
遠方なので、尚更そうだったのでしょうけど、夫はわたしも喜んで帰省していると、勘違いしているふしがありました。
ある時、そんなわけないじゃん!と、はっきり言いました。
できればわたしは来たくないけど、子供たちが田舎の夏を喜んでいるから、仕方なく来ているのだ、と、はっきり言いました。夫はその時、ものすごく驚いていましたよ。
想像力ってものがないんでしょう。発達障がいアルアルなんですよね。相手の立場を考えられない、周囲の状況が読めない、自分の考えだけで突っ走ってしまう。
どこかで書きましたが、お盆の帰省は、しんどい思いをしている人が多くいることを、想像して欲しいです。行く方も、迎え撃つ(?)方も、大変な行事です。
もちろん、全然そうでない人もいることも、知っています。テレビで見た通りの、幸せな帰省風景が繰り広げられる世界があることも、知っています。
毎年お盆の帰省のニュースを見ると、もうわたしは卒業したから良かった、というのが、本音です。子供のところも、帰省してお盆を共に過ごす習慣はないようで、ちょっぴり安心してしまう、不出来な母です。