帰り道が真っ暗になりました。
職場を出ると、涼しい風とともに金木犀の香り。地獄のような暑さから解放されて、ホッとする毎日です。
しかし、わたしの職場は相変わらず地獄のような様相を呈しています…。
この同僚の話しどこかで書かなかったかな、と思ったら、やっぱり書いてました。
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ここに出てくる彼女とは、今でも普通に話しますし、普通に仕事しています。困ったことが起きた時は、頼りになるナンバー1かもしれません。
誰に対しても当たりは柔らかだし、並みいる同僚の中では1番頭が良い人です。
なのですが、実は怖い人なんです。
これを書いた時のような、嫌味を感じるようなことはこれ以降ありません。自分から自分の話しは、しないように心がけています。わたしが鈍感で気づいていない説もあります。そのせいか、仕事上で嫌な思いをすることは、ほとんどありません。
同僚の中で、いつも暇を持て余して、いつも同じ話しばかり(だいたい自分の話し)するAさん。
彼女はこの困ったAさんの話しにも、優しく相槌を打って、うんうんと聞いてあげています。仕事の手を休めて、しかも毎日。
このぶっ壊れ蓄音機野郎Aさん(と内心思っている)が、同じ話しを何回するのかと、卓上のカレンダーに印をつけてたら、本当に毎日でした。Aさん、少し頭おかしいんじゃないかと思ってしまいました。口が悪くてすみません。
しかし彼女は、心のこもった「うんうん」で毎日傾聴しています。
常に共感同意の嵐です。
しかし1度も「それはどういうこと?」とか、聞き返しているのを見たたことがありません。
どう見ても、Aさんの話しに興味を持っているとは思えません。むしろ、全然歓心がないように思えるのです。
人の話を遮らずに、最後までちゃんと聞く。それはそれで、賢いやり方です。
でも、一々そんな人に付き合ってていては、自分の仕事ができません。
いつもニコニコしている人だけど、かえってそれが怖いです。それに気づいている人は、職場内にどのくらいいるでしょうか。
でも、わたしには真似できませんけどね。何だかそれはそれで、不誠実なような気もします。