今年は、怪我をしないようにと思ってたのに…。昨夜ひょんなことから、火傷をしてしまいました(軽いものです)。
魚を焼いた後、グリルを洗おうとしました。
グリルは使ったら、すぐに洗うのを鉄則としています。後からでは面倒になってしまうし、何より汚れの落ち方が違うからです。
いつものように洗おうとして、左手でグリルを引き出し、流しの中で洗うの姿勢を構えた時、「ぁああああ熱い!!」。
自分でびっくりしました。
詳細なイメージは→
(熱いかもしれないな…)
(ままま、大丈夫でしょう)
(?もしかすると熱いかも?)
(お湯じゃなくて水で洗うんだし、大丈夫大丈夫)
→……わぁああああああ、やっぱ熱いよぅ!!!
恐竜並みに、脳に情報が伝わるのが遅かったようです。
もっと、パッと手を離せば良かったのですが、とっさに熱いかどうかがわかりませんでした。
これって老化現象??特にぼーっとしていたわけでもありません。
おかげで今日は、左手の親指を除いた4本の指の腹全部が痛みます。だいぶ冷やしたのですが、ヒリヒリが止まりません。
皮が膨れているとかはないので、何もせず、そのまま出勤しましたが、キーボードを触ると痛い…。これでは、数か月前の骨折時と同じではないですか。なんと情けない。
調べてみたら…ありました。やっぱり老化が原因のようです。
「知覚鈍感」ではなく、「知覚鈍磨」とらしいです。
チカクドンマ…初めて聞いたワードです。加齢に伴う感覚器の低下のため、こういうことが起こるとのことです。
個人差が大きいとも書かれていましたが…。やだやだやだ、身体のあちこちがどんどん壊れていきます(涙)。素直に加齢を受け止められない自分がいます。
能登半島地震発生後に、120時間以上も経過して救出された90才の女性がおられました。凄いことです。
運が良かったといえばそうでしょうが、暗くて、寒くて、痛くて、ですよ。余震の恐怖、そして空腹と乾き、怪我の痛み、どんなに強い人だったのでしょう。
わたしだったら一晩経過しただけで、絶望と恐怖で白髪三千丈になってしまいそうです。
真似してできるものでもないけど、強靭な精神力に年齢は関係ないのかもしれません。
やはり、「老い」は戦うべきもの、と再認識しました。