いや今朝の寒いこと寒いこと。やっと金曜日にたどり着きました。
この目で仕事をすることにも、ようやく慣れてきました。PCの画面を、上下左右に浮遊する物体。気にならないと言えば嘘になりますが。
GW中、Netflixの「THE DAYS」を見ました。
東日本大震災の津波によって発生した、福島第一原発事故のドラマです。ドラマというより、ドキュメンタリーという感じです。
日本人なら見るべき作品と思いました。
途中2話、3話あたりは、怖すぎて直視できず、カーディガンの毛玉を取りながら片目で見ていたような次第(笑)。最後の7、8話は、もう目が離せませんでした。
途中、東海村臨界事故の映像が挟まるんですよね…。これもなかなか…グロ。
この作品を見て、初めて原発の本当の怖ろしさがわかったような気がします。
あの時、ちょっと間違ってたら、東日本に人は住めなくなっていたかもしれないです。
地震後のGW、夫の実家に行くのに常磐自動車道を通りました。
途中、「窓を開けるな」「止まらず通過せよ」の看板ばかり。「災害派遣」の旗を掲げた自衛隊の車両も多かったです。路面は隆起していました。
津浪に襲われた、赤裸の土地。本当に現実にあったんだ、テレビの中だけのことじゃなかったんだ、と、子供も無言で見つめていました。
当時は、原発から距離のあるここ関東でも、子供を連れて関東圏外に移った人がいました。あの時は、震災降4月まで学校が休みになったこともあり、実家や親せきに疎開した人も出ました。
近所では、急遽仕事を休んだり、辞めたりしたママ友もいました。
それが当然じゃない?子供をここに置いとくの?みたいな発言をする人が出ました。いや、仕事があるからそんなことできないし。子供を外出禁止にしたお宅もありました。
どこにも避難するところがない人と、そもそもその気もない人。学校、近所のお友達とも、妙な格差も感じられました。
職場では、毎日ガイガーカウンターで放射線量を計測し、記録をつけました。いつまでも余震が続き、変な身体の揺れが止まらなくなり、皆地震酔いになりました。
仕事をしていても、「揺れてる?」と始終びくびくしたり。緊急地震速報のアラーム音は、誰にとってもトラウマになりました。
そんな毎日が、半年以上は続いたと思います。できれば、もう2度と経験したくないです。
↓ここ、1度行ってみたいんですよね。
↓ここも。友人が訪ねたそうで、話を聞きましたので。
Googleマップを海沿いにたどって見てみると、「大震災慰霊碑」があちこちに目につきます(本当に多いです)。今なお、行方不明の方がいるのですものね。悲しいことです。