と言うのも憚られるニュースが飛び込んできました。
石川県能登地方の震度7の地震です。
地震があったとき、ここ関東地方でも、緊急速報のアラームがけたたましく鳴り響きました。
船に乗っているかのような、長い長い横揺れが続きました。関東地方を震源とする地震は、こんな揺れ方はしないものです。
何事かとテレビをつければ、津波に関するニュースがひっきりなしに流れ、NHKの女性のアナウンサーが絶叫していました。
もうそれだけで、東日本大震災の記憶が蘇り、身体が震えてしまいました。これも完全なトラウマです。わたしだけじゃないと思います。
当時は半年ほども揺れが続き、水は止まるし、物資はなくなるし、子供の学校は休み。仕事先も「今日は仕事もないので午前だけ、生活に必要な買い物をしてきて下さい」と帰宅させられました。買い物に行こうにも、ガソリンスタンドにガソリンがありませんでした。
よりによって正月元日の今日、このような地震に見舞われるとは、なんということでしょうか。
ここの地方は、繰り返し地震が起きています。本当においたわしいことです。
ニュースを見るのが辛くて、テレビを消して夕飯にしましたが、自然と当時のことをあれやこれやと思い出しました。
幼児のいる方や、身体不自由な方、高齢者などの、いわゆる弱者側に回る人達が、どんな困難に見舞われているのかと思います。自分だって、つい先日までは、そちら側の人間だったのです。
あのような怪我を負った身で、夜間に慣れない避難など、とてもできなかったと思います。
これから夜に入り、余震も続く中、大変な思いをしている人たちがいる。そう思うと、とてもいつもの調子でブログを書くことがなかなかできません。
どうか、被害が少しでも小さいものであるよう、心よりお祈り申し上げます。