1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

その疑い…知人の夫さんの場合

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うちの夫の場合、発達障がいといっても、かなりグレーゾーンのような気がします。

それでも、ネットに転がってる診断テストに当てはめてみれば、明らかにそうなんですけどね。

それだから良かった、などというつもりはありません。

むしろこのために、離婚するきっかけを失ったと思います。

話しは、かつての近所の知人です。

彼女の夫さんはとても気さくで陽気で、会えば挨拶の上はもちろん、何か気遣いの一言を添えてくれる印象の良い男性でした。

大きな車で、いつも家族で買い物。わたしは羨ましく思ったものです。

しかしある日、彼女が「聞いてくれる?」と話してくれたのです。

聞いて、もうびっくり。

旦那さんは経済的なモラハラ、彼女を奴隷のようにこき使う専制君主のような人だったのです。

供の教育費さえ出ししぶり、出さないのかと思えばそうではなく、嫌味の10個も言わないと気が済まないのだそうです。いわば言葉の暴力です。

聞けば聞くほどこれは入っている・・・と感じました。早く離婚したほうがいいのでは、と進言しました。

DVではありませんが、言葉の虐待が度を越しています。

このままでは、彼女も子供も精神的なダメージが大きすぎます。いわゆる、カサンドラ症候群になってしまいます。

彼女はそれから、わたしに相談話しをするようになりました。

気持ちは充分すぎるほどわかります。わたしだって似たようなものですから。

でも、本気で現状を打開する気があるのなら、行動を起こさなければ何も変わりません。

わたしも出来るだけ聞いてあげていたのですが、こちらも貧乏暇なし状態、そうそう時間を作れません。

それからお互いの時間が合わなくなり、かれこれ10年ほども会わなかったでしょうか。

つい先日、ばったり衣料販店で遭遇したのです。さすがにこれは懐かしい、会えて嬉しい、となり、近くのファミレスでお茶をという話しになりました。

ところがです。

その10年がまるでなかったかのように、彼女は同じ話しをし始めたのです。

彼女はコンビニでバイトをしている、夫に何を言われてもかまわない、お金を貯めて末っ子と家を出たいなどと話しました。確か10年前もそんなこと言っていたような・・。

いえ、バイトの許可を夫に求めるところから、間違っているのです。そういう問題ではないのです。

彼女の置かれた状況は、まったく10年前と変わっておらず、彼女の考え方、現状の認識もまったく変わっていませんでした。何というか・・・もはや、ため息しか出てきませんでした。