1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

虫の音に友人を思い出す

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先週は〇〇にいたんだよなぁ、も1度行きたいな…。

などと、先日の旅行を早くも懐かしんでいるわたしです。

こうやって1度お金の使い癖をつけてしまうと、次から出費がなんとも思わなくなってしまうのが怖いです。

もう来れないかもしれないから、次に会うのはまた10年後かもしれないから、やだ~死ぬまであと数回しか会えないってこと?それは悲しすぎるわ。

なんて言い合いましたが、1往復で5万円まではいかなくても、それに近い交通費でした。もちろん、それだけでは済みませんでした。

久しぶりに友人と会って、パワーを貰いました!これでまた仕事を頑張れます!なんて、ね。

よくそんなセリフ聞きますが、んなわけないですよ。

それはそれ。これはこれ。

友人は、インターネットで名前を検索したらすぐ浮上してくる人間なので、どこに住んでいるとか、何の仕事をしているのかとか、一切書けません。

壮絶な離婚経験、大変な育児の苦労、そして職場のパワハラにも遭っているのです。

そんな中、仕事で名を残すとか、わたしには信じられないくらいすごいことです。

しかし逢ってみれば、学生時代の彼女と全然変わっていません。

空のペットボトルに水を入れて持ち歩く堅実さ、どこへ出かけるにも手作りの布バッグ。食には貪欲で、料理好き。わたしに勝る大食い。

そういえば一緒に旅行したとき、行く先々で弁当2個買っていたなぁ。駅弁2個買っていて、電車に乗り遅れたときあったよね。あったあった!!

お寺の宿坊に泊まった時は、食事量が全然足りないんですが…などと言いに行って(*ノωノ)、台所からご飯のおひつをもう1個貰ってきたこともありました(笑)。

宿のノートに書いたよね、あれって何年保管なのかな、今でもあのお寺にあるのかな。訪ねて行ったら見せてくれるかね。なんて、連日連夜思い出話に花が咲きました。

今は無人になったご実家で、独り暮らしをしている彼女です。

わたしがいつも言う「田舎」ではなく、本当の山奥の田舎です。猿も猪も鹿も出ます。

夜、あまりにもしん…としていて、ちょっと怖くなってしまったくらいです。車の音も何も聞こえません。風の音、風に揺れる木々の音。遠くで鹿が鳴いています。初めて、鹿の鳴き声を聞きました。

わたしより1歩早く、隠遁生活のような日々を送っている友人です。

そういう生活を見て話しを聞いて、色々考えさせられた今回の旅行でした。