今年の健康診断が終わりました。
わたしは健康診断で、毎年のように、要再検査・精密検査になる項目があります。
今年は血圧が下がった(ような気がして)、ぬか喜びをしていました。不思議ですよね。わたしよりずっと痩せている人でも、あれこれ悪い人もいるし、わたしよりずっと太っている人でも何もない人もいるし。
まずはとくとご覧あれ。
尿潜血の検査結果です。
左側が今年の分、右側が昨年の分、健康診断の結果でござる。
こんな赤い数値を見せつけられtら、誰だってゲッてなると思います。エラーだよ!エラーだよ!って言われている感じです。
しかし、こんなヤバそうな結果でも、泌尿器科を受診すると、
「多分、これ体質です。何ともないです。」
「もちろん、出血もしてないです」
「一応細胞診の検査もしておきますが」
「今回はちょっと膀胱炎気味だったようですが、必要がなければお薬は出しません。自覚あります?」
と、こんな感じ。何とも危機感のないやり取りです(笑)。
膀胱癌腫瘍マーカーもA。尿蛋白も出ていないし、腎機能にも問題はなし。
ここ10年以上、こんな安心を買うために泌尿器科を訪れるわたしです。
尿潜血は、女性に多い症状だそうです。
尿潜血になる原因としては、
・腎疾患・膀胱炎・尿路結石・尿路上皮癌 などなど。
ネットで見ると、かなり怖ろしいことが書かれています。
しかし、激しい運動の後でも潜血が出ることもあるし、わたしのようなタイプは、立ったり座ったりという行為だけでも、出ることがあるとのことです。
初めて異常値が出た時は、かなり慌てました。大袈裟ですが、こんなところで癌になったらたまったものじゃない、子供たちはどうする、と頭を抱えました。
その時は、健康診断の病院から紹介状を貰って、大きな病院で診てもらったのです。仕事を休んで、まる1日がかりでした。結果は、上記と同じ。
次の年、その次の年も同じでした。それで、その病院から家の近くの個人病院を紹介してもらい、時々こうして受診しているというわけです。
最初のころは、いつ膀胱癌に変わるかと、びくびくしていたものです。でも、医者先生いわく、そういう感じじゃないそうです。
(あくまでわたしの場合です)
ただ、癌は部位にかかわらず、誰でもどこにでも発生するものだから、こうやって受診するのもいいでしょう、とのこと。商売っ気があるんだかないんだか、一向に分かりません(笑)。
泌尿器科って、圧倒的に男性の患者が多いんですよ。毎度毎度、肩身が狭いです。待合室のドアを開けた瞬間、必ずウワーてなります。男性9割、女性1割のイメージです。
検査としては、採尿、膀胱のエコー、診察(話しただけ)。薬はなし。これで2290円でした(個人クリニック)。
そんなに高くはないけど、回数を重ねたら地味に出費です。病院って、やっぱりお金がかかります。
でもたまにはこうして、車検ならぬ身検をする習慣をつけるのもいいかもしれません。今回は、コロナが始まる前に行ったのが最後でしたので、4年近く受診が開いてしまいました。