今日は、骨折したため延期になってしまった、胃カメラを撮りに行ってきました。
特に珍しい話でもありませんが、初体験した感想を書いてみたいと思います。経験のない方の参考になれば幸いです。
この胃カメラ。ネットで調べると、山のような情報が出てきて、少々焦ります。
「鼻からの方が痛い。出血した」「口からの方が痛い」「ォエエエエエってなる、絶食したかいがあった」「麻酔が効かず激痛」「全然痛くなかった」などなど。もう、何を信じていいやらわかりませんw。
わたしの病院は、「無痛法」でやっていました。
「無痛法」:内視鏡検査の前に点滴を入れ、そこから静脈麻酔薬を注射する。
良い点:軽い麻酔がかかった状態になるため、痛みや苦痛は消失または軽減される。
合併症:稀に呼吸抑制が現れるが、呼吸機能や心拍数をモニタリングしているため、すぐに処置を行えるようにしているとのことでした。
注意点:薬剤の効き目は個人差があり、苦痛が取り切れない場合もある。検査後、2時間は運転ができない(帰宅できない)。2時間を過ぎても、当日は運転しないことが望ましい。
まずは、朝から絶食絶飲。←辛いので朝1番で予約しました。車の運転が出来ないため(夫には頼みませんでした)、電車と徒歩で行きました。
到着後、熱と血圧測定。
まずは、内臓関連を超音波で診てもらいます(オプションです)。
毎年、乳がんの超音波は健診でやりますので、そのお腹バージョンです。これはすぐ終わりました。
次に胃カメラの撮影?です。
最初に、口の中に、冷たく凍ったゼリーのようなものを含みます。
これが、口の中の麻酔薬でした。歯医者さんで経験する麻酔が、口の中全体に広がった感じです。唾が呑み込めなくなって、焦りました。
その後、腕に点滴を入れ、ベッドに横たわります。
看護婦さんが、〇〇何ミリです、と点滴に入れる薬剤の報告をしています。
医者が「リラックスしてくださいね」と口にマウスピースをはめられたところまでは、覚えています。
あ、口から入れるのね、と思った次には、もう終わってました。
全然意識がなかったわけでもないのですが、ずっと何かが聞こえていたのですが、正直記憶はまるでありません。
終わりましたよ、と聞こえた時は、マウスピースも、顔に掛けられた紙も、胃カメラも、何もかももうありませんでした。胃カメラの装置見たかったな…
点滴を抜いてもらって、個別に仕切られたブースに案内されました。
中には、大きくリクライニングができるチェアーと足を乗せるオットマン。毛布。クッション。荷物を入れるカゴ。
ここに2時間もいるのか~、スマホだけじゃなくて、本も持ってくればよかったわ、などと思いましたが、すぐ1時間ほど爆睡してしまいました。
そのあとも、頭がぼんやり。ウトウトしたり、スマホを見たり。あっという間に2時間が経過しました。
2時間後、看護婦さんが呼びに来て、診察室へ通され、説明を受けました。
胃にポリープがあるのは、健康診断で知っていたのですが、心配はないと思うけど一つ大きなポリープがあったので、生検に出しましたとのこと。
それで、そうか、切ったんだな、と思いました。全然記憶にないって、怖いものです。
最終的に、喉の詰まりは逆流性食道炎かもしれないとのことで、胃酸を抑える薬が処方されました。8月に自覚があってから数か月、今のところ全然変わっていません。
超音波と胃カメラで、合計10200円でした(薬代はのぞく)。
帰りは、足がふらつくこともなく、駅まで30分ほども歩き、電車に乗って帰ってきました。