昨日1日外をフラフラしてしまったので、本日はおうちに引きこもりでした。
布団を干して、階段や玄関の掃除。買い物した食材で、痛みが早い鰯を煮て、皮むきが面倒な里芋の煮物、同じく手間がかかるエビを茹でて、玉ねぎとマリネにしました。
少し作り置きをしておくと、月曜から安心です。こんなことを繰り返し、わたしの一生は終わってしまうのかな・・。
雅子様は、こんなこと露ほどもしてないんだろうな。還暦のニュースを見て、そんなことを思ってしまいました。
あの世紀の結婚式を、当時テレビの前で寝っ転がりながら見ていたわたしは、思いました。
この人、公務員としてキャリアを積んでいく未来に限界を感じたんなって。
ご自身がどんなに優秀でも、太いご実家をお持ちでも、親兄弟周囲の人間に恵まれてても、やはり当時、女性が外交官などの仕事で頑張る未来は、相当大変な時代だったと思います。
なまじ優秀なだけに、ご自分の外務省での未来が見えてしまったのかな、と。
だからわたしには、この人結婚という方向に舵をきったのかしら、と見えました。
だって、あの時代に、あれだけの経歴です。そして、あれだけ恵まれた環境です。
全部捨ててしまって惜しくはないのかな?本当に結婚でいいのかな?
皇室なんて、田舎の本家の長男と結婚するなんてレベルじゃないことくらい、わかってるんだよね?
案の定…のような、その後のニュースを見ていて、可哀そうでもありました。
この人はもうやり直すということも許されないし、それはもちろん覚悟の上だったのだろうけど、想定外のことが多すぎたのだろうと。
ただのド平民のわたしの結婚だって、想定外も想定外の連続でしたから。
学歴を考えれば、彼女は凄い頭脳の持ち主のはずです。だから外務省は、彼女にはおあつらえの職場だったはずなのです。
でも当時、女の働き方はとても偏っていて、外国暮らしを経験した人間には、あるいは耐えがたかったのかもしれないとも思いました。公務員特有のムラ社会もあったのかもしれません。
しかし先だっての、真子さんが駆け落ちみたいな形で結婚されたことを考えれば、昨今の皇室もイギリス並みに変わった内情もあるのでしょうね。全然知りませんけど。
収入の心配がなくても、優しい夫や子供に恵まれても、自分が幸せでないと思ったらそれは幸せとは言えませんもんね。
でも、あのプロポーズの言葉はちょっと良かったです。わたしも、誰かに守ってもらう女性になってみたかったです。