ヤダヤダヤダ、寒いしまだ水曜日だし(-_-)。
近隣に、安くて美味しく量も多いで有名な食堂があります。昔からあるお店です。
子供が小学生だった頃、残業続きで夕飯をこしらえる元気も気力もなかった時、ここで食べたこともありました。
このお店に行ってきたという同僚が、今日話していました。
「もうびっくり!値上げもしてないし、量も変わらないんだよ」
と、興奮気味。
それはすごい…。
個人経営の食堂だから、人件費がかかってないから?バイトがいなくなったってこと?
その同僚は、「そういえば確かにバイトはいなかった。厨房もおじさん1人だった」
以前は、店の夫婦が厨房に入り、注文や配膳はバイトの人が1人2人いたとのこと。
たまたまいなかっただけかも。絶対また行こうっと。すごいお得だよ。
などという話題で、ひとしきり盛り上がった職場のひとときでした。
しかし、壁に張ってある値札やメニューが変わってないというのだから、やはり驚きです。全部確認したわけではないけど、ほぼ変わってないようだと。
昨今食材はもとより、燃料費だって、電気代だって、何だって上がっています。儲け度外視、好きでやっているのだとしても、赤字になったらそれはそれで成り立たないわけですし。
わたしは、こういった個人営業の世界には全然詳しくないです。飲食店の裏事情など、まったく計り知れない世界です。
だから、考えれば考えるほどに不思議なんですよね。
今時、値上げしないでやっていけるからくりって、何?
前なら、安くて美味しくて人気店なんだから、薄利多売でやってるんだな、と思ってました。でも、今はそれだけではやっていけないんじゃ?
人を雇わないで、自分たちだけでやってるから?営業日を短縮している?
食材や調味料を、何かこれまでのものと違う物に置き換えてる?メニューを絞って、利益の出やすいものに集約してる?
こういう方面に詳しい知り合いがいないので、想像は妄想の範疇を超えられないのが残念です。
外食って、安いばかりが楽しみじゃないです。お店の雰囲気とか、そういった物に対しても、付加価値があります。
でもその店は、昔からブルーワーカー向けの量の多さ、近所の人が夕飯に食べに来るような、庶民的な食堂だったはず。
そんなに超戦略的に営業している店とは思えないのですが、不思議です。まさか飲食店の闇が隠れてたりしないよね。ナンカコワイ…。
と思ったのは、わたしだけのようでした。