4月1日ですが(？)、昨日の話しの続きです。。
わたしには、これが人生で初の119通報でした。でもこういう場合、警察が来るのは知っていました。
初めは、名前と住所くらいは聞かれるのかな、と思っていたのですが、途中からなんとなく違う感じがしてきました。
なぜこの時間にここにいたのか、どうしてこの人を目撃したのか。何時に家を出て、店には何時までいたのか。なぜこの道を通ったのか。
勤務先の住所と電話番号、所属、勤務歴、そして上司個人の連絡先まで聞かれたのです。
それで、あ、これは疑われているんだ、と思いました。
(事情徴収の詳しいルールは知りませんがそう感じました)
わたしは、転倒した自転車を見捨てず、助けて介抱し、ご家族に連絡したのです。善良な一市民として、義務を果たしたと思います。なのに、なぜこんなことを言われなければならないのでしょう。
警察官の高圧的な言い方や態度は、かなり腹立たしいものがありました。
考えてみれば、子供だ！と思ったから、とっさに車から出たのです。
大人の男性なら、助けを求められたわけでもなし、放っておいても良かったのです。
子供や高齢者、女性ならともかく、こんな田舎でも、男性ならむしろ警戒すべき対象です。真夏の、しかも時刻は深夜です。こちらになんの落ち度もないなら、なおさらです。
この時わたしは、わざわざ車から降りたことを後悔しました。
本人と奥さんはわたしに目もくれず、救急車に乗って行ってしまいました。しかしわたしは小1時間もあれこれやって、ようやく放免されました。
今でも、警官の最後の言葉が、忘れられません。
「確認のため、勤務先に連絡がいくかもしれません」
「何かあったらすぐ連絡しますので、必ず応答してください」ですって。
なにそれ。脅してるの？わたし加害者なの？
とにかく、ことの次第はその男性に聞いてください、と返すのがやっとでした。もう、怒りでいっぱいでした。
その後、警察からも男性からも、どこからもなんの連絡もないまま今日に至ります。
今は防犯カメラも多くなりましたが、こんな田舎ですので、あの場所は今も同じままです。
警察官の対応というものを、初めて身をもって経験した出来事でした。
皆が皆こうではないとは思いますが、わたしには衝撃でした。
当時は、ドライブレコーダーは高価なｼﾛﾓﾉで、装着している車は少なかったように思います。わたしもつけていませんでした。
でも今は、前にも後ろにも装着しています。高齢者事故も多い昨今、車に乗る限りこの先もつけます。
