夫はタバコが大好きです。
私は喘息持ちなので、結婚したらタバコをやめると私の親の前で宣言したのですが、あっさりと裏切られました。もっとも彼は、裏切りなどと大それたことをしたつもりはないようですが。子供が生まれたらやめるのかと様子を見ていましたが、辞めようとさえしませんでした。
ひと昔前の男性なんで、皆潜在意識では、女のことを小馬鹿にしているのかもしれませんね。もちろん、顕在意識では、そんな風に考えてないんでしょうけど。
受動喫煙という言葉が世に登場したのは、いつ頃のことだったでしょう。我が家では、だいぶ長年、台所の換気扇の下が喫煙場所でした。私も、馬鹿だったのです。子供の前で、夫婦喧嘩や言い争うところを見せるのは良くないと思っていたんです。何度も何度もいさめましたが、まったく耳を貸しませんでした。
多分、昔の男性あるあるなんでしょうが、パチンコも好き、コレクションも好き、ホント無駄な金遣いをしていました。
職をなくしてからは、やらなくなりましたが、今でもタバコだけはどんなに値上がりしても辞める気配はないです。
そういうわけで、朝から咳き込むこと咳き込むこと、どんな病人が住んでるんだと近所から思われてるに違いありません。そんなわけで、私より絶対先にこの世からさようならすると思われますが、こういう人間に限って・・・って、やっぱりこれもあるあるなんですかね。
介護状態になる前に、やっぱり離婚したほうが賢いのかな。とてもじゃないけど、夫の介護は出来そうにありません。給与が発生しても出来ません。むしろ、虐待に走りそうで、自分を抑えられなくなりそうです。家族から狙われたら、絶対に助からないですよね。実際、家庭内の殺人事件はかなり多いとのことです。
この辺はそこそこ田舎なので、たとえ死別であっても、母子家庭と告げると空気が変わるのよね、と一緒に自治会の役員をしていた近所の人から聞いたことがあります。
この時代、何分かに1組の夫婦が離婚しているとかニュースでいうじゃないですか。昔ほど離婚が重たいわけじゃないと思うんですが、じゃあなぜお前は離婚しないんだよって話ですよね。
夫婦の縁は切れても、夫に何かあったとき、子供に連絡がいくわけです。そこは結婚と違って、契約ではなく、血縁なのですね、子供は。
知人で、離婚した自分の親が原因で、離婚にいたった人もいます。離婚して、子供の迷惑になり、子供の幸せの邪魔をしてしまう。それだけは、避けたいのです。