内閣府の男女共同参画調査で、「男性は結婚して、家庭をもって一人前」「デートや食事のお金は、男性が負担するべき」は、若い男性は肯定的な回答が少なかったと、朝日新聞の記事で読みました。
それはもう、古い考え方なんでしょうね。わたしが若かったころの常識です。
でも、「職場では、女性は男性のサポートにまわるべき」「男性は出産休暇や育児休業を、取るべきではない」といった職場の役割分担では、若い男性ほど肯定的だそうです。
え・・どゆこと?男って、勝手すぎでは?だから、先進7カ国で男女格差が最下位なんですよ。これでは、親の育て方の責任も問われそうです。
でも、PCの広告によく出てくる、女性向けコミック。どっかのイケメン御曹司とか社長に憧れて、あにはからんや相手からも思われて、結局求婚される♡みたいなストーリーが多いですよね。
大人の今になっても(いや、もはや高齢の身になっても)、残念ながら共感できるところです(笑)。一体、どうしてでしょうか。
これはやっぱり、女の本能から来てるんでしょう。男が守ってくれれば、女は安心して子を産み育てられる。
動物だって、魚だって、鳥だってそうです。大きな身体を持った雄、立派な巣を作って提供してくれる雄、大きな獲物をプレゼントしてくれる雄。
そういう雄とつがいになれば、安心して子育てできる、と我々女性は本能的に知っているわけです。だから、あの手のコミックは人気があるんじゃないでしょうか。
勝手な考察ですが、手を変え品を変え、どこかで見たことあるようなストーリーのコミックが、次々と出ています。需要があるからなんでしょうね。
わたしの場合は、白いワイシャツの王子様は現れずじまいで、終わりました(笑)。残念ながら、夫のように、学歴だけ立派でも、その後の稼ぎにはつながりません。
学校では、与えられた勉強というタスクを、いかに完璧にこなすかが問われます。
でも、いったん社会に出たら、それだけではやっていけません。車の教習所で、どんなに優秀な成績でも、車道に出たら通用しないのと同じです。
ASDやADHDの気のある人は、頭の良い人が多いように思います(偏見です)。ただ、日本の会社という場で、日本の社会という場で、やっていけるかどうかです。
今でこそ、障碍者雇用などという言葉が生まれましたが、それでもまだ、就労の機会が豊富とは言えないでしょう。
ましてや、ウチの夫のように、本人に自覚症状がない。
周囲の人間も、そうとは気づかない。すごく頭が良いけど、ちょっと変わった人。こういう認識で、この年齢まで来てしまった人にとっては、もう救いようがないです。
わたしが気づいた時点で、病院へ連れていくべきだったのでしょうか。
それとも、わたしがもっと仕事を頑張って、すべてを受け入れ、夫や子供を養う覚悟があれば良かったのでしょうか。
いずれにしても、もう今となっては、どんな回答も無意味のように感じます。。。