1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

サッカーの話題に入れない、50代後半アウェイ女子です

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ワールドカップ、始まりましたね(白目)。サッカー大好き!という人、意外と多いですよね(白目)。

Jリーグなんて出来たのは、1993年ですよ。わたしにとっては、つい最近とも思える時代です。

ちなみに、サッカーも野球も、一切興味はございません。転がってるボールを追いかけて、喜んでるだけじゃん。ワンワンかよ、てな認識です。

職場でのサッカー話しの盛り上がりに、意図せず背を向けてしまうオババです・・。

サポーターなんて単語も、多分サッカーの普及とともに広がった言葉じゃないですかね。

ファン、は昔から聞きますが、サポーターは昔はありませんでした。サポーターが何を意味するのか、若い頃はまったく認識していませんでした。

時は、80年代。1人で、ドイツを旅行した時の話しです。

もちろん、ドイツ語はまったく話せません。同じく、英語もダメダメ。度胸1つで、当時の西ドイツの電車に乗っていた時のことです。

レールパスなるもので乗車していたので、2等車にしか乗れませんでした。昔から、安いは正義のわたしです。

途中の駅から、お客さんが次々と乗り込んできます。

わたしは、これを見て、(ドイツでは、高齢者に席を譲るタイミングというものは、あるのだろうか)と、心配を始めました。

でも、乗ってくるのは、若いアンちゃんばかり。しかもうるさいし、大声で何かしゃべっています。これなら、わたしの心配も杞憂というものです。

と、思っていた矢先、車内検察の乗務員さんがやってきました。有効期限のあるレールパスを見せると、彼は、しきりに何か言うのです(全然聞き取れない)。

わたしは、パスに何か問題があるのかと、大いに焦りました。

動転していると、彼はわたしのリュックを持ち上げて、「カモン!」と歩き出しました。目を白黒させてついて行くと、車両を超えて、1等車の方へ入っていきます。

そして、空いている座席に荷物を置いて、(ここね!アナタ座るね!)みたいなジェスチャーをするのです。

彼が、 デインジャー、 デインジャーと繰り返し言っているのは、分かりました。でも、何が危ないのやら、てんで見当がつきませんでした。

帰国して後、ヨーロッパに留学経験のある友人に聞いてみたところ、一発で答えが出ました。

「サッカーの試合のある日に、外国人の若い女の子が、1人で2等車に乗ってたからでしょ」

「サッカーのサポーターは、容易に興奮して暴動が起きるから、試合のある日は警察も出動するんだよね」

「乗務員さんは、それを心配して、1等車の席に案内してくれたんだよ」

そんな事情が存在するとは、当時知る由もありませんでした。これが、わたしの人生で初めて、サポーターの意味を認識した出来事です。