今日は引きこもりデー。快適です。夫がいなければ、もっと…なのですが。
先週、軽井沢のバス転落事故の運行管理会社に、実刑判決が出たニュースを見ました。
運転手が不慣れなのに、大型バスを運転し、曲がり切れず事故。若い人が15人も死亡する、大惨事となりました。
運転手は自ら「大型の運転は不安」と申告していたにも関わらず、結局は運転して事故になりました。実車訓練は、1回しかしていなかったとのこと。
もちろん、バス会社が悪いのは当然として。でも、この運転手さん、なぜはっきりと断らなかったんだろうと思いませんか。
こういうの、ちゃんときっぱり断れない人っていますよね。夫もこういうタイプなのです。
憶測ですが、これも発達障がいによるものではないかと思っています。
「え~…」「いや…、それはちょっと」「じゃぁ、今回だけ…」
とかなんとか言っているのを聞くと(家の電話に業務連絡が来ます)、本当に不安になります。
というのは、昔1回だけ、とんでもないことがあったからなのです。
その日、夫は帰宅していて、既に飲んでいました。それなのに、勤め先からすぐ来てくれ、的な電話がかかってきたのです。
夫は、「もう飲んでしまっている」と答えていました。ま、別に今から行くのだったら、誰かの車に同乗して行くんだろう。と、わたしは気にしていませんでした。
台所から出てきたら、夫の姿がありません。こうやって、時々呼び出されるのは、初めてではありません。なので、あまり気にもせず、自分の食事を始めました。
ところが、です。車のキーがなくなっているのです!
え!飲んでいたのに、車を出したってこと!?慌てて外に出てみると、やっぱり車はありません。
もう、呆れるやら驚くやら。夫は発達障がいのケはかなりありますが、普段から、こんな不道徳なことはしません。
規律・規則は、頑なに守るタイプです。
帰って来るなり、わたしは怒鳴りました。どうして車を出したのかと。
やっぱり、想像していたとおりでした。勤め先の人から、
「今飲み始めたってことは、ちょっとしか飲んでないんでしょ」
「大丈夫、大丈夫、すぐ済むから」
「(夫)さんしか、今いないんだよ。ホント、困ってるから、助けてよ」
とかなんとか、言われたらしいです。強引に押し切られた、とは本人の言い分です。
それでも事故になったら、そんな言い訳はきかない。誰も信用しない。あくまでハンドルを握った本人が、100%悪い。人を巻き込んだら、自分だけの責任じゃすまない。わたしも子供も、一生世間に顔向けできない人生を送ることになる。それをわかっているのか。
あんまり情けなくて、最後は自分も涙声になってしまいました。そんなこともわからないのかと、情けなかったのです。
そして、さっきの電話をかけてきた人の名前を教えろ、と夫に言いました。折り返し電話をかけて、事の次第を聞いてやるつもりでした。
夫は、もうしないから、それはやめてくれと。しばらく押し問答になりましたが、子供が聞き耳を立てているのはわかっていたので、それで引きさがりました。
夫もクズなら、その勤め先もクズ会社です。夫の優柔不断なところに、つけ込んだとしか思えない対応です。
こういう人間を利用する、悪徳会社もあるのです。
その会社は、1年後、給与計算(税金計算)を間違えているのを私が見つけ、労基署に通報してやりました。