1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

引きこもりの家族がいる人、実は少なくないのかも

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今日も今日とて、仕事はマーヒー。だけど、誰かから嫌味を言われたりしないよう、仕事のふりはしています。こんなことで時間を潰してて、本当にアホの骨頂です。

また銃による事件がありました。5月にも、長野で警官と近隣の女性が殺害される事件が、あったばかりです。

こういう大きなニュースがあると、職場でも話題に上がることが多いです。

なにしろ、田舎のおばちゃん軍団ですからね。

毎日、天気の話しとか、芸能人の話しとか、交通事故とか、なにかしら挨拶代わりに世間話に花が咲きます。

しかし今回は、長野のなの字も、誰も口にしませんでした。

それは加害者が、引きこもり気味だったらしい、だからなのです。

わたし個人としては、「引きこもり」の人に特に悪い印象はないです。

本人もご家族も苦しんでおられるのだろうな、と、むしろ同情してしまいます。

成長して親の元から飛び立って行く、動物の仔は皆、自然にそういう過程を経るものが、できないでいるのは辛いだろうと思います。

でも、実はこの「引きこもりの家族がいる」という人は、少なくないのではと思います。職場でも、そういうご家族が家庭内や実家にいる、という人を複数知っています。

別に、マル秘事項でもありません。その辺は田舎特有のおおらかさで、本人が自ら話すからです。

「あいつはバイトもしないで、家でゲームばかりしている」

「高校卒業してから、1回も就職したことがない」

「年金も保険も、いまだに親が払っている」

危機感がないのか、親が倒れたらどうするのか、実家はお金持ちなのか、とは思いますが、家族の事情はそれぞれ。ウチだって、褒められたものではありませんからね。

ただこういった事件があると、特に犯人が「引きこもり」「元引きこもり」などということになると、皆一様に敏感になります。

そうでない場合は、メタクソに文句を言いあうのですけどね。

「そこまで親に学費を払ってもらって」「当然〇刑でしょ、ひどすぎるもん」「周囲は気づかないもんなのかね」などと、言いたいだけ言って、皆で「ウンウン、ソウダソウダ」に帰着して終わります。

引きこもり人口が多いことは、この頃ニュースにもなっています。

引きこもりの定義とは、「仕事も学校も行かず、家族以外の人と交流することがなく、6か月以上自宅に引きこもっている状態」なんだそうで。

そうしたら、少なくとも職場のご家族の方は、話しから察すると10年以上になるはずです。

夫を見ていて思いますが、精神疾患か、それとも単に本人の性格・性質によるものなのかは、身近な人でないと気づきにくいと思います。

いや身近な人ほど気づきにくいもんなのか??

見た目が病気、といった雰囲気ではないからです。

学校にいる間は、むやみに成績が良かったりするケースもあるので(夫)、親も安心してしまうのかもしれません。

こんな重大事件を起こす人はまれでしょうが、本人及びその他の兄弟のために、これはやはり親の仕事になるのでは。

高齢になればなるほど、親も本人ももっと大変です。

ウチの夫はもう過ぎてしまったことですが、病院で何かしらの診断が降りれば、夫もまたそれなりに自覚を持って、違った人生を歩めたかもしれない、と思うのです。