あーあぁぁぁ、また1週間が始まりました。昨夜から今日の朝まで、嫌で嫌でたまらないのです。
しかし、習慣とは、怖ろしいもの。
一旦、出勤してしまえば、完全に波長が変わるというか、我に返るというか。そんな感じで、自分の椅子によっこいせ、と腰をおろすと、仕事モードに移行します(仕事があるとは言ってない)。
これまでも、長い休みの後などは、もう絶対復帰できないもう駄目だ無理無理無理、と毎回思うのです。でも、脳死状態で職場まで来てしまうと、ふっと世界が変わるのです。こういうのを、パブロフの犬というのでしょうか。
本日も、豚の丸焼きになりそうな暑さです。ここに来て坐っていれば、家の光熱費が浮きます。情けないですが、もはやその程度の動機付けで、出勤しています。
エアコンといえば…。
昨日買い物に出たおり、町内のショッピングセンターに立ち寄りました。わたしはこの店では、食料品も衣料品も買いません。割高だからです。
ただ、100均が入っているので、スーパーに行く前に買ってしまおうと入店しました。時刻は、まだ開店直後です。
こんな田舎のしょぼいショッピングセンターです。連休だろうと平日だろうと、空いています。
しかし、休憩用の椅子やベンチに、けっこうな人が座っていました。最初は、ご老人方のおしゃべりの場所になっているのかもな、と思いました。
買い物を終えて、帰りがけによく見ると、お1人の方が目につきます。
新聞を読んでいたり、文庫本を読んでいたり。特に、珈琲などの飲み物を飲んでいる様子でもありません。目をつむって、寝ているような人もいます。
これ、午後だったらまだともかく、開店してまだ30分も経っていません。買い物に来ているのでしょうか。これから、買い物するのでしょうか。
もしかしたら、と、思い当たりました。
ひょっとしたら、単に涼みに来ただけなのかも。家の電気代を節約するために。
などと思ってしまいました。だって、1人2人3人じゃないのです。
このショッピングセンターに平日来ることは、まずありませんので、普段からこうなのかどうかはわかりません。
ここは、近年廃れてしまって、撤退する小売店が多めです。その空いてしまったスペースに、むやみやたらに椅子を置いて、休憩場所みたいにしています。だから、座る場所は、たくさんあるのです。
フードコート的なスペースもありますが、そちらは無人。そのフードコートは、名も知れぬお店が入っていて、値段はかなりお安いのですが、そこで珈琲を飲んでいるような人はいません。
キョロキョロしながら店を出てきましたが、やっぱりそうだな、と確信しました。外は朝から、30℃を越す猛暑です。あのご老人方は、開店と同時に、ここに涼を取るために、やってきたのだと思いました。
電気代が上がったといっても、もはや、いくらでも払うから暑いのは勘弁してくれ、という気持ちのわたしです。無駄とは思いつつ、夫と同じ部屋で休日を過ごすわけにはいきません。各々の部屋で、エアコンをつけます。
わたしに、こんな節約モードの生活は、我慢できそうにありません。やっぱり、どこまでも仕事をしていくしか、道はなさそうです。