リハビリ4日目。すっかり日常に戻りました(身体以外)。
いつも通り、夫と差し向かいで夕飯を摂り、その後このブログを書いて、19時半ころにアップする、という日常が戻ってきました。
しかし、やはり職場に行くとガスがたまっていきます。
ここでプッププップと小出しにしないと、イソップ童話のカエルのように、お腹が爆発しそうです。
今日、人の振り見て我が振り直せ。という言葉が、頭に浮かびました。
同僚が仕事をしている光景を見て、そう思ったのです。
椅子に座ってデスクに向かいます。同僚のその姿勢が、かなりだらしないのです。
なんか、まっすぐに座っていられない、という感じです。
上体はグネグネ、左手は頬杖をついています。めんどくさそうに、右手にマウス。
足は組んだり、でなければ大股開きで鎮座しています。これでは、どんな美女でも、100年の恋もいっぺんに覚めるというものです。
仕事に夢中になってくると、首が亀のようにどんどん前に出て行きます。身体は斜め、背中を丸め、左は肘をついています。まこと、見苦しい。
そこで、じゃあ自分は?と、気づきました。
人様のことを言えるほど、わたしだって姿勢正しく坐っているわけじゃありません。
きっと、背中は丸まっていることでしょう。足だって、バラバラとほどけていることでしょう。
実際のところ、この人たちを見やるまで、あんまり己の姿を意識することはありませんでした。
やはり、立ち姿も、坐っている姿も、身体は真っすぐが美しいです。できれば、背中もピンと伸ばして。ついつい、楽な猫背になってしまいがちですが、猫背って年寄りくさいです。
年寄りの印象は、意外にその姿からだそうです。
と何かで見ました。
お顔の皺とか、お頭の白髪とか、そういうものよりも、姿全体から判断されるのだそうです。
わたしが観察した感想では、仕事ができる人ほど、きちんとした姿勢でデスクに向かっているような気がしました(性格のほどはともかく)。
足は組んでいたりいなかったりですが、背中はまっすぐに、頭も身体もヨロヨロした動きはありません。
しっかりとした姿勢で、座っています。
スタイルが良くても、着ている服が素敵でも、髪の毛が綺麗に染められてても、姿勢の美しい人にはかなわないなと思いました。
前述の同僚は、わたしよりもずっと年下です。ゆめゆめ自分はこうなってはならぬ、と肝に銘じた本日でした。