骨折して4週間と3日、ギプスを外すことが出来ました。
5回目wとなった今回の手首骨折ですが、これまでとは違う、これからは違う、という学びがありました。
女性の場合、65才以上の人が介護が必要になる原因は、1番が認知症、2番目に骨折!だそうです。
なんと…。
この先は、転んだだけでも命取りになりそうです。
もっと年齢が進んで、よく聞く大腿骨や背骨の骨折は、本当にやばいです。
手術やリハビリをしても、骨折前と同じレベルに動けるようになる人は、半数くらいだそう。しびれや麻痺といったことも、起こるそうです。
今回、わたしは転倒した時、「ばきぃっ!!」という立派な音声を聞き取れたので、これは折ったなとはっきりと実感できました(笑)。
しかし、骨粗鬆症は自覚がありません。
急に変化が起きるわけではないので、自覚がないまま骨折、という状態になってしまっていることもあるそうです。
骨粗鬆症で最初に変化が起きるのは、背中の骨と腰の骨だそうです。それは、頭や体の重みを支えている骨だから。
その重みに耐えられず、背中が丸くなったり、身長が縮んだり、腰痛が出たりするんですね。重いものを持っただけで、骨折することもあるそうです。
わたしがそういう状態になるまでには、まだあと10年以上はあるかと思います。それでも、今の骨密度を出来るだけ維持していかねば、と今さらながらに思いました。
女性は誰でも閉経を迎えた頃から、女性ホルモンが減少します。
そのエストロゲンが骨密度を維持しているので、減少に伴って骨のカルシウムも減り、骨密度が低下します。
骨密度は20才までにピークに達し、40代ころまで一定水準を維持しますが、50才前後から低下していきます。もう増えることはありません。
カルシウムだけをガバガと食べていればいいわけでもなく、腸管からの吸収率を上げるためには、ビタミンD(魚、きのこ、卵など)やビタミンK(納豆、ブロッコリーなど)、クエン酸(柑橘類)などが必要とのこと。
そして、加工食品によく入っている食添は、カルシウム吸収を阻害するようです。
ハムやソーセージは仕方ないように思います。でもレトルトのお惣菜など、買ってすぐ口に入れられるものを普段使いするのは、なるべくやめようと改めて思いました。
わたしはむしろ更年期障害の方が怖くて、豆乳やらヨーグルトやら豆腐やらを積極的に買っていたのです(本当はお金があったら肉の方が好きです)。
コツミツド、なんて正直考えていなかったです。しかし結果的に、これらが良かったということが分かりました。
でもまぁ、結局転ばなきゃいいんじゃないの?てな話しですけどね(笑)。