ずばり、それは自分も一緒に勉強することです!
自分を振り返ってみると、やはり親に勉強しなさいって言われたくなかったです。わたしの時代は、同じ世代の人数も多く、常に勉強勉強と追い立てられていたように感じます。料理を手伝おうとしても、家事をやろうとしても、いいから勉強しなさいと親に言われました。言われたからってやるはずもなく、自分の部屋にこもってやっているふりだけの日々でした。
しかーし!!自分が親になってみると、やはりジレンマに苦しむわけです。自分のころと違って、インターネットとゲームという、2大誘惑があるので、余計です。
下の子は、今でもたぶんそうなんでしょうが、ゲーム大好き人間です。夏休みなど、朝から晩まで同じ場所に石像のように鎮座して、ずっとゲームをしていました。
上の子は、インターネットで勉強の調べもの、といって、そのままどこかへ遊びに行ったまま現実に戻ってきません。ネットサーフィンというやつですね。まだ、その時代はPCは一家に1台でしたし、ゲーム機もそんなに簡単には手に入らなかったので、まだ良き時代でしたね。
今はスマホも、こども1人に1台の時代でしょうか。よほど自分を律することができるお子さんでないと、なかなか勉強に集中するのは難しそうです。
わたしも、昔は人並みにこどもに勉強して欲しくて実行した、効果的な手段を紹介します。
それは、自分がスマホをやめて、一緒に自分も勉強するということです。親が勉強する姿を見せるやり方です。口でなんのかんの言っても駄目です。こどもだって、本心ではやらなきゃいけないとわかってるんですから。マラソンで言うと、一緒に並走してあげる感じでしょうか。道路の外側に立って、声援ばかり声を張り上げても、こどもの心には届かないと思います。
毎晩、時間を決めて、リビングのテーブルに向かいました。こっちだって、かなり辛いのです。仕事が終わって、食事の皿を下げて、翌朝のコメを研いだら、あとはのんびりスマホでも見たいです。痛み分け、というほどではないにしても、それに近いやり方です。自分の勉強は、語学のテキストをやりました。けっこう必死こいてやりました。無駄な勉強などないと思っていますので。
うちは塾も予備校も通うことはしませんでしたし、通信講座くらいのものでした。どちらにしても、主体的に勉強しなければ、何も身につきません。こどもが何をどう感じたのかは不明ですが、うちの場合は、これが功を奏して、高校受験を乗り越えられました。下の子に関しては、どうしてもゲームが止められず、高3の時も並走しました(笑)。
食事時などに、今日習った教科の話しをさせるのもお勧めらしいので、よく聞き出してました。あれって脳に定着させる効果があるらしいです。こっちは、フンフン言ってればいいので、楽勝です(笑)。