誰しも、男女にかかわらず、「若く見えるね」て言われたら、これはほめ言葉ですよね?少なくとも、嫌味じゃなくて、かつ馬鹿にしているわけではないとしたらです(職場だと、こっちの意味だったりするので)。
でも、「年齢より年いってるように見えるね」とは、腹の中ではそう思っていても、口に出して言ってはいけない言葉です。社会的に許される発言じゃありません。てか、言う人なんて普通はいません。
でも、もしも、本当にそう見えるとして、自分だけが気づかないでいるとしたら怖くないですか?誰も、教えてくれたりはないんですよ?
今日、本当に珍しく、久々に取引先のお客様が職場にみえました。女性です。
わたしは最初の場面だけ、上司さんのお付きの小姓役で同席したのです。資料などを配って、すぐ退席したのですが、その客人のブラウスから出た手首が見えました。細い手首で、高そうな時計をはめています。そして、ぎょっとするくらい、その皮膚がしわくちゃでした。シワシワで、いっぱいヒダが寄っています。
思わず、お顔の方もさっと拝見しました。小さいお顔で、マスクの中はわかりませんが、知的に光るお目目と素敵なお眼鏡が見て取れました。
その方は、部長職に匹敵する50代の女性でした。なぜ50代とわかったかというと、わたしが実際に本人に聞いたからです。ていうのは嘘で、うちの上司さんに聞いたのです。「実年齢は知らんが、わたしより5歳くらい年上である」ということでした。ということは、50代半ばくらいです。ん?わたしより、年下~!
わたしより年下で、あの皮膚の状態はあんまりです。
わたしだって、年齢相応に、顔はほうれい線がくっきりだし、もはや怖くてマスクを外せなくなっています。ハラもケツもたるたるにたるんできています。でも、あんなにヒダが寄っている部分は、まだありません。あれは、70代の方と間違われるような皮膚です。完全におばあちゃんに移行しています。
さすがに自分の腕が、あんなんなったら落ち込むなと思いながら、退席しました。そして、客人がお帰りになったあと、今進展するかどうかで止まっている仕事の進捗具合を上司に尋ねました。先方のリクエストはどうだったとか、最終結論はこうだったとか。上の人も立場上、色々溜まっているものがありますからね。聞いてあげるのも小姓のお役目です(笑)。
そのあと、例の手首まわりの皺に気づいたかどうか聞いてみたところ、さすが上司、抜け目なく見ていました。
「あれは体質かもしれぬ」「いや、若いころ日焼けマシーンとかで、お痛が過ぎたのかもしれん」「保湿を50年怠ると、ああなってしまうのかも」と、もはや悪口レベルの意見が2人の間で交わされました(笑)。
人様から見えるところは、自分からも見えますからね。自ら気分の落ち込みの原因を作らないよう、これから腕にも一生懸命ニベアをヌリヌリして保湿に勤めたいと思います。
↓ワセリンも高騰してきています(泣)。
ニベアの効果に気づく - 1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~