やっと週末です。毎週、同じこと言ってます。わたしの人生、この繰り返しがいつまで続くんでしょうか。
毎日、仕事が終わって家に帰ると、もう頭を使うことなんて出来ないです。
せめて寝る前に読書くらいはするか、と思っても、頭上からキンドルが降ってきた日にゃ、目から星です。というわけで、結局寝るまでだらだらスマホ見ちゃうんですよね。
寝床に入って「ああ!今日もやっと1日終わった!」という解放感に包まれてだらだらスマホを見るのは、至福の時間です。
このスマホも、わたしが今の職場に勤務したころには、まだ皆持っていませんでした。みんなでお昼時に、「早くこれやってみたい~」と画面をタップしたり、フリップする物真似をしたのを覚えてます。指を、クイックイッて(笑)。小学生かよ。
いや、良い時代に生まれたものです。わたしの子供のころは、家に百科事典がズラズラと陳列されていました。わからないことがあったら、これを読んで調べるように、と親から言われました。しかし今は、ん?これどゆこと?と思った瞬間に、すぐグーグル先生が教えてくれます。
しかし、PCおよびスマホは、時間泥棒にもなりえます。
調べ物から遠く旅立って、結局、テレビを見たり、雑誌を読んだりするのと同じことをしています。無限の彼方に飛んで行って、ハッと気づくと、とんでもない時間になってて、びっくりします。
しかしこれ、仕事が出来なくなって家にいるしかなくなったら、どうなんでしょう?どこに出かけなくても、行った気分が味わえて、わたしのように好奇心がアホほど高い人間も満足できて、良いことなのか。それとも、身体を動かさなくなって、かえって不健康になるのか。
坐っているだけでも腹は減りますから、どんどん太りそうではあります。老後の趣味がネットサーフィンだけというのも、人間性を疑われそうで怖いです。カラオケとか、人と交流する?趣味の方がまだいいような気がしてきます。オンライン老人会は、途中で寝落ちしそうですしね。
坐って息しているだけでも、税金は払わなくてはなりません。
インフレで使えるお金も気にしなくてはならないし、円安で貯金も目減りするだろうし、年末に向けてさらに物価高が進みそうです。まじ恐怖です。
これから、メタバースとか流行りそうな感じです。アバターで裁判とか出来るようになるかもしれません。10年後は、リアルカラオケもなくなって、参加者は可愛らしいアバターで歌っているかもしれません。(いっそ仕事もアバターがやってくれたら良いのに)。
この先もっと便利になっていくのでしょうか。それとも、思わぬ方向へ展開していくのでしょうか。どちらにしても、時代の速さに取り残されないよう、ヨボヨボばあさんなっても、ネットの楽しみを享受できるよう努力しなくてはなりません。生まれた時代が遅かったせいで、わたしの世代はIT老人会設立まではいかないかもしれません。でも、ネットの世界は楽しい。せいぜい中毒にならないよう、気をつけていきたいです。