これしきの暑さでピーピー言ってる場合じゃないですが…これから買い物に行かなくては…。イキタクナイ
そういえば、神戸で起こった、実の子が母親を監禁暴行し、その子が実の子を殺害した事件(ややこしくてよくわかってません)。
30歳を超えた4人の兄弟が、全員母親の元で暮らすというのは…。いや、物理的には全然アリだと思いますよ。経済的に自立さえしてればね。
「実家」の定義とは、自分が生まれた家のこと。あるいは、自分が生まれた家ではないが、親が住んでいる家のこと。だそうです。
ただ、自分が出て行かない限り、そこを実家とは呼ばないそうです。そりゃそうですよね。逆に、1度出て行けば、そこは実家。
わたしの子供が、実家と呼ぶのは、この場所。
でも、「親が住んでいるところ」の認識だろうと思います。
ここで、生まれ育ったわけではありませんから。
時々思うのは、離婚して行きつく先が、実家という人が意外に多いということ。
悪いこととは思いません。ただ、当人にとって、実家はまだ半分くらいは自分のもの、と思ってるんだろうなと。
↓前に、家を買わない人生を選択したことを書きました。
半分は望んで、半分はこれしか選択しようがなかった、というところです。
実家という運命共同体から独立して、次に夫と運命共同体を締結したものの、うまくいきませんでした。
子供にとっては、実家は安全な拠り所、避難場所。
でも実家は、いずれ自分の家ではなくなります。
その実家がない場合は、どうなんでしょう。うちの子供は、どう思っているのやら。
わたしは、特に言って聞かせたこともなかったように思いますが、将来はわたしの住んでいるところが実家だよ、と話したことがあります。
父親があんなですし、ずっと賃貸暮らしなので、将来的にずっとここに住むわけではないということを、子供にも知っておいて欲しかったのです。
その時は、言っている意味はわからなかったかもしれません。でも、今ならわかるでしょう。
子供も20代後半。子供の友人達の親も、引っ越して郷里に戻ったり、家を売って住む場所を代えたり、と様々なようです。
思っているほど、皆が皆、その土地に残るわけでもないのだな、と、田舎住みながらに思います。
英語には、「実家」に相当する言葉がないのだそうです。
familyとhouseは区別されるのだとか。
日本の「実家」は、江戸時代や明治時代の「家」の概念から来ているのだそうです。
血縁関係を軸とする、運命共同体システムが、今の「実家」にも引き継がれているのですね。
わたしは、核家族で転勤族の家で育ち、こういう概念はよくわかりません。
成長して本能のままに、さっさと実家を出てきました。だから、子供のために実家を用意するという考えが、なかったのかもしれません。
自分も、結婚後に実家を頼るということがありませんでした。子供にも自分を見習って(?)、貧乏神の親を当てにせず、この先を歩んで欲しいと思ってるところです。
↓Wikipediaより「実家」。「実家にまつわる課題」が面白かったです。
あああ、こんなこと(?)書いていないで、スーパーに買い出しに行って来ないと…。
暑いのヤダなぁ。