1965年生まれの日記~離婚しようかやめとくか~

結婚して30年・・夫は発達障がいかもしれません

ずっと賃貸暮らしだった理由は…

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朝から少し雨模様です。日差しもないのに、ムシムシと暑いです。

昨日のうちに、買い物や病院などの用事は済ませてしまったため、今日はエアコンをつけて、おうちの中でじっとしてます。

結婚して30年あまりが経過しています。ここまでずっと、賃貸で暮らしてきました。

何となく世間一般の流れは、結婚→アパート住まい→戸建て購入みたいな感じだと思うのです。わたしも、もし十分な収入があったら、そういう経過をたどっていたかと思います。

そうならなかった理由の第一は、夫がアレで収入がままならなかったことも確かにあります。

しかし、他にも2つほどあるのです。

・わたしが疑い性格なので、金利の優遇!とか、住宅控除!とかの裏側に透ける、政府の意図に疑いを持っていた(そんな大袈裟な話でもないですが)

今の住宅余り問題、空き家問題、そんなものが、わたしには透けて見えていました。

子供の教科書にだって、日本の国策が反映するじゃないですか。どうしてもそういう部分で俯瞰してしまう癖があるんですよね。

だから、家って自分が一生かけて払ってゆく価値のあるもんなのか?最後は、どうなるのか?という疑問が、抜け切れませんでした。

自分の実家の親を、見ていたのもありました。親は、ローン返済第一主義で、大学も公立じゃないと駄目、と言われました。そんなに家の方が大事なのか、とよく思わされました。

・夫が田舎の本家の長男で、いずれはここに戻りたいと宣言していた。

結婚前に聞きたかったけど、そんなの口約束だから反故にしたっていいと思っていましたが。

実際、家としては、蔵もあるような大きなところで、他に土地もあちこちにあります。もちろん、ドン田舎なので、売ったところで誰も買わないようなところ。この先、戻ったところでどうするんだろうと思います。夫に、この負の遺産が片づけられるでしょうか。何だかんだ言っても、わたしの家じゃありませんからね。勝手にすることもできません。

そんな大きな家に、ぎっしり詰まった大量の色々。

大昔からある家なので、食器やお膳は言うに及ばず、着物の類い、布団も大量です。敷き布団、かけ布団、シーツにカバー、枕。皿箸の数、炊飯器やポットも複数あります。10人くらいは、楽に寝泊まりできる量があります。きっと虫が湧いているに違いありません。おお、怖ろしい。

古民家カフェとか旅館をやりたい人にでも、売ってしまえば良いのにと思います。そういう向きには、かなり良い物件となるはず。

でも、やっぱりわたしの家じゃありません。それに片づけたところで、その先どうするよ?ですから。

わたしが思い描く理想の老後は、身体が動く限りは仕事して、その収入で時々海外旅行して好奇心を満たし(もう無理かもしれない)、いよいよ動けなくなれば、晴耕雨読(耕作はやらない)で家で本を読みたい。

やっぱりこれは、今の仕事が終了したら、別居かなぁとぼんやり考えています。

身体が不自由になってからこその、老夫婦2人でしょうが、わたしには夫の介護は出来そうにありません。でも、1人でやっていけるうちは、別々で暮らす方がよさそうです。それはもう、5年後に迫っています。