もう日が暮れるのが早くなりました。
そして、夜になったら少し涼しくなって…というのは、妄想でした。いつまでも続く猛暑にげんなりです。
今朝、下の子が穴に落ちていく夢を見て、身体がびくっとなって、それで起きました。
この夢は、かつてはよく見たのですが、最近はご無沙汰?です。久しぶりに見ました。
別に、何かがきっかけになったわけでもないんですけどね。何で見たんでしょうか。
下の子からは、旅行に行って帰ってきたという報告を受けたばかり。特に、心配するような話も聞かなかったんですけどねぇ。不思議です。
わたしの夢に出てくるのは、圧倒的に下の子が多いです。
穴の夢は、小さい頃お風呂屋さんに行った時、水風呂(サウナ用の)の中に落ちたことから来ています。
浴槽のふちで、水をパシャパシャやっていて遊んでいて、身体がぐらっとしたのを視界の端で捕らえました。あっと思って、手を伸ばしたのですが、間に合いませんでした。
お風呂の中ですし、水風呂といってもそこまで温度も低くはありません。厳冬期の池に落ちたわけではありません。
→わたしは高校のころ掃除の時間に凍った池に乗って氷が割れ落ちてずぶぬれになったことがありますが
本人もビックリしたものの、泣かなかったです。
でもわたしには、手を伸ばしたけど子供の手をつかみ損ねたことが、記憶に刻まれてしまったらしく、ことあるごとにその夢を見るのです。
穴は色々です。山頂の噴火口の穴、焼却施設のごみの灰が沈んだ奈落、巨大なドラム缶状の穴…。穴、穴、穴…。
まるでホラー映画のようです。奈落の底に落ちていった子供を見て、自分も飛び込んだこともあります(夢です)。
落ちていきながら、どうやっても助からないだろうけど、せめて一緒に死んであげたい、と思いながら落ちて行ったことを覚えています。
この夢、もう5年くらい見ていませんでした。
大学に行って6年、就職して2年。この間、1年で1回も会わなかった年もあります。
1人暮らしを始めた子供や旦那さんに、手作りの料理を届けたり、お掃除に行ったり、というような話しもよく聞きます。
しかしわたしは、距離が遠いのと、仕事で自分に余裕がなかったのとで、1度もそういうことはしてきませんでした。
学生時代の下宿を訪れたのも、6年で1度だけ。引っ越しを手伝ったのは、家から出て行った18才の時だけ。就職後は、まだ1度も行っていません。
でも、子供が近くどころか、地球の裏側に住んでいる人だって珍しくはないのですから、遠くて寂しいとかなんとやらとも、特に思っていません。これが、子供が自立して離れていくってことですし。
かえって視界に入るところにいられたら、わたしの心配度数は上がってしまいます。いつまでも、子供の心配という呪縛から卒業できない、だめな母親です。
昨年、就職後初の母行幸を計画して、途中ホテルまで取っていたのですが、子供の出張でお流れになってしまいました(せっかく旅行支援で安く泊まれたのにあれはもったいなかった)。今年中には、1度訪れてみようと思っています。