春闘の話題がニュースで聞かれるようになりました。
うちの会社は、今年も賃上げがないのでしょうか。賃上げのない会社は優秀な人材を確保できない、人が離れていく、などの話しも聞こえてきます。
実際、社内メールで「お世話になりました」が回って来ます。顔を合わせたことはなくとも、お名前だけは存じ上げている他支店の人の挨拶です。
「こちらこそ」「お体を大事に」という書き込みの中で、「新天地でのご活躍をお祈りします」などと見れば、ああ、転職するのか、と思います。
今年は、ド平日に堂々と有休を取りまくっているわたし。すべてはマンゴが理由です。
チンアゲがなければ、せめて法で定められた有休くらい取らせていただきたいです。
今年度はたくさん休みを取りますので、と周囲に宣言してあります。
安い給料を、もっと削ってくる会社です。年寄りはどうせ辞めないだろうと思っているからでしょう。だったら、権利を行使するまでです。
しかし、絶対陰で何か言われていると思います。同僚の空気が読めないわたしではありません。
でも、ことこのことに関しては、わたしには珍しく開き直っています。
我が子には使い惜しみした、有休。当時、小学生の子供2人を抱えていたにも関わらず、1年で3日しか有休を取らない年もありました。
でも、我が子の子供がすなわち孫、という当たり前の現象を前に、マンゴの可愛さは我が子の上を行くものがあります。可愛くて可愛くて、どうしたらいいか分からないくらい可愛いいです。有休なんていくらでも使ってやる!同僚の目も何のその!
というわけで、昨年の骨折事件もあり、今年度の有休消化率は入社してから初めて20日を超えてきました。
もう有休に関しては、ソンタクもエンリョもしません。
わたしが人目を気にして、3日とか4日とか休まなかった年も、給料は上がらず、待遇も変わらず、何も良いことはありませんでした。
性格もあって、あからさまにずる休みをすることも出来ず、どんなに嫌なことがあっても行きたくなくても、ただただ勤務してきた十数年でした。
ただの真面目なお人よしだと思うなよ。安い給料で大人しく使われている、ただの中途採用のオバだと思うなよ。てな勢いです。
でも、ひと昔前に比べると、休みやすい世の中になってきましたよね。いいことです。