↑2024年8月13日 朝日新聞
今日は起きたら夫がいました。
えっ…今日から仕事だったんじゃ…。もう超がっかりです。
離婚の総数が減少傾向にあるにもかかわらず、いわゆる「熟年離婚」の割合は過去最高だそうです。
やっぱりねぇ…。
離婚しても、後ろめたい思いをせずにすむ時代です。離婚なんて珍しくもない時代です。
だから、わたしもいっそ離婚してもいいかな…と思ったりもするんですよね。
しかし、わたしの心配は別なところにあります。
この休みに「ロストケア」という映画を見ました。
アマプラで見ることができます
長澤まさみ演じる検事が、アパートの一室で男性が孤独死した現場を尋ねるところから始まります。
この男性は、20年以上も前に離婚した父親なのです。
孤独死する前、父親から何度も電話がかかってきたのに無視し、そのことを正当化し、忘れようとするのですが…。
本編のストーリーは「やまゆり園事件」が元ネタになっているようです
夫と離婚して放置すると、どーもこういう展開になるような気がするんです。
わたしの友人が、離婚した元旦那さんが倒れて病院に運ばれた時、子供さんのところに連絡が入りました。
倒れて命の危険な状態、もしかするとこのままかもしれない、でも本人は支払う金は持ってないと言う。そういった内容です。
元旦那さんの親族は、うちはもう関わりないので、子供へ連絡してくれと言ったそうです。
友人にとってはもう他人でも、子供には肉親です。
病院や自治体から連絡を受けた子供さんは、結局他の兄弟や母親と一緒に病院へ行き、入院代や治療費も支払ったそうです。
もちろんわたしの友人は、
「もう二度と連絡してくるな」と宣言してきたそうですが。
この話は、わたしには衝撃的でした。そういうことなんだ、と思いました。
わたしの目の黒い限り、子供にこうした思いをさせたくないし、迷惑もかけたくない。
そう思ってしまうのです。